ある条件によって処理を分岐させたいときには、if文を使用します。
このif文は、プログラミングの基本となる処理の1つでもあります。
今回の記事では、if文の基本的な使い方、また、間違いやすい “false” を用いた使い方について見ていきます。
それでは、さっそくif文の使い方について見ていきましょう!
if文の書き方
if文は、基本的には以下のように書いて使用します。
if(条件式)
{
// 条件がtrueの場合の処理
}
else
{
// 条件がfalseの場合の処理
}
実際に開発の現場で使用するには、上記の書き方さえ覚えておけば大丈夫です!
if文の使い方
基本的な使い方
それでは、実際にif文を使用しているところを見てみましょう。
var red_flg = true;
var result = "出力する色:";
if(red_flg == true)
{
console.log(result + "赤");
}
else
{
console.log(result + "青");
}
実行結果:
出力する色:赤
上の処理では、red_flg が true か false かを判別し、true だったので “赤” を出力していることが分かります。
また、上と同じ結果を得たい場合、条件式の()の中にこのように記述することもできます。
var red_flg = true;
var result = "出力する色:";
if(red_flg)
{
console.log(result + "赤");
}
else
{
console.log(result + "青");
}
実行結果:
出力する色:赤
このように、()の中が true かどうかを判別することで、処理を分岐させることも可能です。
“false”を条件式に使うときの注意
下の例は、“false” を条件式に使用したときの動きです。
var red_flg = "false";
var result = "出力する色:";
if(red_flg)
{
console.log(result + "赤");
}
else
{
console.log(result + "青");
}
実行結果:
出力する色:赤
上の例では、文字列の “false” を条件にしています。
文字列の “false” を入れてしまうと、文字列が存在すると認識されてしまうため、条件は true として処理に入ってしまいます。
※条件が””(空文字)の場合だと、文字列が存在しないためfalseの処理に進みます。
あとがき
いかがでしたか?
if文が使いこなせるようになると、開発の幅が格段に広がります。
また、“false” の文字列が true として扱われることは、初心者が間違えやすいポイントの1つとなっているので、注意が必要です!
ぜひ正しく覚えて、使いこなせるようになってくださいね!